天地無用!

|

駐車場の矢印.JPG

「月極(つきぎめ)駐車場」のことを、
「月極(げっきょく)駐車場」と
思い込んでいた友人がいます。
日本中に土地を持つ巨大企業を
想像していたらしいのです。
月極コンツェルン?
社長の肖像は、『フォーブス』の
表紙を飾るにちがいありません。
友人の非常識も相当なものですが、
「月決め」と書かず、
わざわざ「月極」と書く慣習も
いかがなものかと思われます。
月周回衛星『かぐや』のように、
月の極点までテレポートする人が
出てこないともかぎりません。

同じようなまちがいをしていたことを告白します。
ぼくは「天地無用」の意味を、
正反対に理解していました。
「天地」は、天と地、つまり上と下。
「無用」は用がないのだから、つまりは「関係ない」

要するに、上下をひっくり返しても
全く気にすることはない、
という意味だと信じていました。
わざわざ表示するくらいだから、
よほど自信があるにちがいない。
「天地無用」の札を見つけるたびに、
さかんに荷物をひっくり返していました。
今頃怖くなってきました。

「天地無用」によく似た言葉に、
「問答無用」という言葉があります。
「問答」は議論のこと。
「無用」は用がないのだから「関係ない」と思いがちだが、
実は関係なくないことが「天地無用」の例に明らかです。
これってひっかけ問題でしょうか?
「問答無用!」と言われたら、
議論をしなくてもいいのか、
それともしっかり議論をしなければならないのか、
考えれば考えるほどわからなくなるこの頃。
  

「大阪弁のおっちゃん」なら何と言うか、一度訊ねてみたいものです
 

photo=駐車場の矢印(c.nagase)

 

このブログ記事について

このページは、蛯乃木が2007年12月21日 10:25に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ユウトの食欲」です。

次のブログ記事は「和歌山放送生出演2」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。