男子200㍍自由型決勝
テレビをつけていたら、
たまたま男子水泳200㍍自由型の決勝がはじまった。
これはいいぞ。
個性豊かな各国の代表選手が、
それぞれのお国柄を競い合ってくれるのだ。
と思ったが、
そうでもなかった。
みんな似たような格好をしている。
ゴーグルをつけてしまうと、
誰が誰だかわからない。
プールに飛び込んだ。
あろうことか全員クロールで泳ぎはじめた。
同じ格好をした選手が、
全員同じスタイルで泳いでいる。
ひとりくらいちがうことをしてもよさそうなものだが、
事前に打ち合わせでもしたかのような集団クロール。
これのどこが自由型だ?
ぼくは腕組みをして考えた。
どんなに自由を与えられても、
「タイムを競う」
という課題に忠実になれば、
合理性の観点から、
人間の身体の動きは同じようなものになるらしい。
さらにぼくは考えた。
実は以前から「手話」が気になっている。
やりとりを横から見ていると、
相当複雑な会話が成立していることがわかる。
習ったことのない者の目にも、
およその見当のつくところが面白い。
手話の系列は、
今のところひとつではないらしいが、
水泳の例を見習うならば、
いずれ世界共通にできるのではないだろうか。
世界共通語が必要かどうか。
さまざまな立場があり、
意見が分かれるところだろうが、
世界中の人間が対話をするためには、
基軸通貨となるようなコミュニケーションの道具が必要であることはまちがいない。
英語がそのような使われ方をする場面をよく目にするが、
それにしてもひとにぎりの人間の道具でしかなさそうだ。
7年半かけて世界一周をした作家の石田ゆうすけが面白いことを言っていた。
「フランス人が英語をしゃべれるというのは嘘です。」
「マジ?」
「マジで。田舎に行ったら、ワン・ツー・スリーも通じないんですから。」
「ひゃー!」ぼくは思わず吹き出した。
「ビックリするでしょ?若い人でもまったく駄目でしたね。」
オリンピックをじっと見ていると、
人間は必要にせまられれば、
人種に関係なく同じような動きをすることがよくわかる。
これを言語に活かせないものかと思う。
つまり「手話」を統一し、
これを義務教育に組み込んでしまえば、
おのずから世界共通語が誕生するのではないか。
日常会話に困ることがなければ、
ぼくたちは世界中どこへでも気軽に旅をするだろう。
一度腰を落ち着けてから、
その国の言語や習俗をあらためて学ぶこともできる。
言葉の壁が低くなれば、
人類の行動半径は飛躍的に大きくなるだろう。
出て行くだけではなく、
受け入れる側としても意味がある。
お金がなくても、
学歴がなくても、
訪れた人と会話する能力があれば、
ぼくたちは世界中に友人を持つことができる。
入口と出口で話の中身がずいぶん変わってしまったが、
手話を世界共通にし、
誰にでも使えるようにすればいいと、
ぼくは本気で考えている。
言葉の壁がなくなることは、
つまるところ心の壁がなくなることだと信じるからだ。
photo=タヌキマメという花です。愛嬌のあるタヌキの顔に見えませんか?(c.nagase)
心が 通じると 安心 できますよね、どこへ 出かけても。 ながせさん タヌキマメ 可愛いです! なまえが 気に入りました! もう 涼しいですね! 秋に なりますね。
今年は夏が短かったですね。
北海道では気温が1度まで下がったそうで、
これは記録的な寒さだそうです。
今日高速道路のSAで”南沙織”のベストアルバムを見つけ、
衝動買いしてしまいました。
夏の終わりにピッタリの曲ばかり。
相当テンションが上がりました。
高速でCDが買えるとは!
思いがけない体験でした。
もちろん英語をしゃべるフランス人も大勢います!(笑)
でも、他の欧州諸国と比べるとやはり少ないかも。
しかし、英語の数字さえ知らなかったあの若者には仰天しました。
手話の統一、ぼくも夢想したことがあります。
でもどうなんでしょうね。
言語をベースに手話を作っているとしたら、統一はやはり難しいんですかねえ。
やった!
ご本人の登場です。
光栄です。
ありがとう!
”流れ子”のバーベキューとか、
”世界一のやきとり”とか、
あなたはエピソードの宝庫です。
好き勝手なことを書きますが、
同郷のよしみでどうかお許し下さい。
手話の統一は難しいのでしょうかね。
基本的な単語だけでも共通にすればいいのにね。
”手話”と”ジェスチャー”のちがいもわかっていないので、
あまり大きなことは言えないのですが。
そういえば、この前はせっかくのお誘いを断ってすみませんでした。
予定が入ってなければいつでも喜んで出かけますので、また声をかけてください!
って、コメント欄を完全に私物化してるな……。
阿佐ヶ谷の”鳥茂”に6時集合!とかね(笑)
この欄をご覧の皆さま、
石田ゆうすけの”エッセイ蔵”をぜひ覗いて下さい。
暴走ぐあいに拍車がかかって、
ホントに面白いのです。
ハマッて下さい。
教えてください。
手話には「発音」があるのですか。
手話ニュースをテレビで見ていると、
口も動かしていますよね。
あれは”口話術”というもので、
読唇術の一種だそうです。
手話以外にも、
口話法(読唇術+発声訓練)、
対応手話、
筆談などさまざまな取り組みがあるのですね。
先天的な聴覚障害を持つ人にとって、
手話の習得が簡単ではないことも、
この項を書くことによって初めて学びました。
ちなみに健常者が手話を習得する時間は、
週2時間のカリキュラムで1年間。
こちらからメッセージを伝えることができても、
障害者からメッセージを聞き取ることが難しいのだと。
はっとしました。
発信よりも受信の方が難しいことは、
あらゆるコミュニケーションにあてはまる本質的な課題なのですね。